カラートリートメントとヘアカラーの違いは?選び方や使い方、使用頻度
更新日:2025年05月20日

市販の白髪染め用品を使ってセルフで白髪ケアをするなら、「カラートリートメント」と「ヘアカラー」のどちらを使うべきでしょうか?迷っている方がいるかもしれません。
カラートリートメントとヘアカラーにはそれぞれ異なる魅力があるので、改めて特長を確認したうえで購入を判断するようおすすめします。
この記事では、カラートリートメントとヘアカラーの違いを解説します。また、カラートリートメントを選んだ方へ向けて、商品の選び方や使い方までお伝えするため、ご自身で白髪ケアをする際にお役立てください。
目次
カラートリートメントとヘアカラーの違いとは?
そもそもカラートリートメントと白髪用ヘアカラーにはどのような違いがあるのでしょうか。まずは、以下の表でカラートリートメントとヘアカラーの違いをチェックしてみましょう。
【カラートリートメントとヘアカラーの違い】
| カラートリートメント | ヘアカラー | |
| 色持ちの良さ | △ | ◎ |
| 髪色の明るさ | × | ◎ |
| 手軽さ | ◎ | △ |
| 髪へのダメージ | ◎ | △ |
| 染まり方 | 徐々に色づく | 一度でしっかり染まる |
| おすすめの人 | ・徐々に白髪を色づけたい人 ・髪のダメージが気になる人 ・ヘアカラーの合間に自宅でケアしたい人 | ・一度でしっかり白髪を染めたい人 ・髪を明るくしたい人 |
カラートリートメントとは、色素が入ったヘアトリートメントです。色素が髪の表面や少し内側に吸着・浸透することで白髪が染まる仕組みとなっています。使用回数を重ねる度に徐々に白髪が色づき、使用を止めると元の髪色に戻ります。髪や頭皮をいたわりながら白髪をケアできるのが魅力です。ただし、元の髪色よりも明るく染めることはできません。
一方、白髪用ヘアカラーは髪の内部まで染める仕組みとなっています。そのため、一度でしっかりと白髪が染まるのが特長です。色持ちが良く、染めた後は2~3カ月にわたり髪色をキープできます。また、カラーバリエーションが豊富で、明るい色から暗い色までお好みのカラーを選べます。
このように、カラートリートメントと白髪用ヘアカラーにはそれぞれ異なる魅力があります。どちらの白髪染め用品を使うか迷った方は、ご自分の目的に合わせてぴったりなアイテムを選んでみてください。
カラートリートメントを選ぶときのポイント
さまざまな白髪染め用品の中でもカラートリートメントを使うことに決めたら、以下のポイントを参考に商品を選んでみましょう。ここでは、市販のカラートリートメントを選ぶときのポイントをご紹介します。
染める目的
市販のカラートリートメントには、「白髪用」と「黒髪用(おしゃれ染め用)」の2種類があります。白髪を染めたい場合には、このうち白髪用のカラートリートメントを選びましょう。黒髪用のカラートリートメントは、おしゃれなカラーリングを楽しむことが主な目的です。白髪に使っても上手く染まりにくいので、白髪をカバーする目的で使う場合は、必ず白髪用をお選びください。
染毛力
カラートリートメントは徐々に色づく仕組みだからこそ、染毛力の高い商品を選ぶとよいでしょう。一般的にカラートリートメントに配合される染料には、「毛髪内部へ浸透する染料(HC染料)」と「毛髪表面に吸着する染料(塩基性染料)」の2種類があります。白髪をしっかりと染めるなら、2つの染料がバランスよく処方されている商品がおすすめです。
使用箇所
カラートリートメントを使って部分的な白髪を染めたいのか、それとも髪全体を染めたいのか、使用箇所や使用量によって選ぶべき商品が変わってきます。根元や生え際の白髪をピンポイントでケアするなら、「部分染め(リタッチ)用」が便利で経済的です。一方、全体的な白髪をケアするなら、内容量が多めのチューブでたっぷり塗布できる「全体染め用」が適しています。
シエロがおすすめする白髪用カラートリートメント
白髪用カラートリートメントをお探しなら、「シエロ カラートリートメント リタッチ用」もしくは「シエロ カラートリートメント 全体用」をおすすめします。ここでは、2つの商品について詳しくご紹介します。
シエロ カラートリートメント リタッチ用

根元や生え際の白髪にも塗りやすい「直塗りノズル」を採用した、便利な部分染め用のカラートリートメントです。伸びてきた白髪のみ部分的に染めたい方や、サロンに通う合間の白髪ケアが気になる方におすすめです。
シエロ カラートリートメント 全体用

髪全体に塗れる大容量タイプの、全体染め用カラートリートメントです。全体的な白髪をカバーするために、髪全体を染めたい方におすすめします。
3つの天然由来のツヤ成分、「アルガンオイル(アルガニアスピノサ核油)」「ツバキオイル(ツバキ種子油)」「オリーブオイル(オリーブ果実油)」を配合しており、やさしいナチュラルフローラルの香りで、デイリーにお使いいただけます。
カラーは全体の髪色の明るさや色調に合わせて、馴染みやすい色をお選びください。

「シエロ カラートリートメント」の商品ページはこちらからご覧ください。
カラートリートメントに関するよくある疑問
ここでは、カラートリートメントの使い方や使用頻度に関するよくある疑問と、その回答をご紹介します。これからカラートリートメントで白髪染めをする方は、ぜひ参考にしてみてください。
カラートリートメントはどの程度の頻度で使用するべき?
「シエロ カラートリートメント」は約3日(回)の連続使用で、白髪がしっかりなじみます。その後は週2~3回を目安にご使用ください。ただ、カラートリートメントは使用回数を重ねるごとに白髪が色づいていくので、継続的な使用をおすすめします。
素手で使用しても大丈夫?
「シエロ カラートリートメント」の場合は素手でもお使いいただけます。ただし、手や爪にトリートメントがついたまま時間を置くと色がつく可能性があるので、使用後は石けんで手を洗ってしっかりと落とすのがおすすめです。 なお、手や爪に色がついた場合でも、数日程度で自然と色が落ちるためご安心ください。
汗や雨などで色落ちする?
カラートリートメントを使った後、頭にたくさん汗をかいたり、髪が雨で濡れたりした場合は、色落ちする可能性があります。色移りを防ぐためにも、トリートメントをした後のすすぎやシャンプーでは、色水が出なくなるまで髪をしっかりとすすいでください。
カラートリートメントとヘアカラーは目的に合わせて選びましょう!
ここまで、カラートリートメントとヘアカラーの違いや、カラートリートメントの選び方・使い方などを解説しました。
市販の白髪染め用品にはさまざまな種類があります。なかでもカラートリートメントは、髪や頭皮をいたわりながら染められるので、初めてセルフカラーをする方や、ダメージケアをしながら白髪を染めたい方にもおすすめです。商品を購入するときは、染毛力の高さをチェックするとともに、白髪染めの使用箇所に合わせて「部分染め用」と「全体染め用」選びましょう。
ご紹介した情報を参考に、ご自分にぴったりの白髪染め用品を見つけてみてください。






