白髪染め用のカラートリートメントのやり方は?メリット・デメリット
公開日:2024年07月17日
「白髪用カラートリートメント」を使えば、髪や頭皮をいたわりながら白髪を染められます。一般的な白髪用ヘアカラーとは異なる仕組みで髪を染めるので、それぞれの特徴を確認して自分に合った白髪染め用品を選んでみてはいかがでしょうか。
この記事では、カラートリートメントで白髪を染めるやり方を解説します。また、ヘアカラー剤で染めた髪をケアするトリートメントもご紹介するため、ぜひ便利なアイテムをチェックしてみてください。
目次
白髪染めをしながら髪をいたわる方法は?
市販の白髪染め用品にはさまざまな種類があります。なかでも髪をいたわりながら染めたい方には、白髪を染める色素とトリートメント成分が配合された「カラートリートメント」がおすすめです。
白髪を染めるとき、市販の白髪用ヘアカラー剤を使う他に、カラートリートメントで染める選択肢もあります。カラートリートメントは、色素とトリートメント成分が配合されており、使用する度に少しずつ白髪が染まっていくアイテムです。使用を止めると少しずつ元の髪色に戻っていきます。髪や地肌をいたわりながら染めたいなら、カラートリートメントを活用して気になる白髪をカバーしてはいかがでしょうか。
白髪染めができるカラートリートメントのやり方
ここでは、カラートリートメントで白髪を染める方法を解説します。カラートリートメントは、白髪用ヘアカラーとは白髪を染める仕組みが異なります。それぞれの白髪染め用品の違いを理解した上で、カラートリートメントを活用しましょう。
カラートリートメントで染まる仕組み
カラートリートメントには色素が配合されていて、色素が髪の表面とやや内側に吸着・浸透して染まる仕組みになっています。使用回数や商品によっても異なりますが、色持ちは約1~2週間が目安です。
なお、白髪用ヘアカラー剤の場合、薬剤で染毛と脱色を行い、髪の内部がしっかりと染まる仕組みになっています。色持ちは約2~3カ月が目安です。
カラートリートメントのやり方
カラートリートメントの基本的な使用方法はいずれも同じです。ここでは、「シエロ カラートリートメント」で全体を染める使用方法を例にやり方を解説します。
1.クリームを塗る
乾いた髪にクリームを塗ります。全体染め用の場合、使用量はセミロングヘアに対してピンポン玉約3個分、ショートヘアに対してピンポン玉1~1.5個分が目安です。白髪が気になる部分にはたっぷり塗りましょう。部分染め用の場合、生え際や分け目に直接ノズルで塗ります。
2.放置する
クリームを塗った状態で5〜10分放置します。
3.洗い流す
クリームをしっかりと洗い流しましょう。色のついた水が出なくなるまで、十分にすすぐことが大切です。必要に応じてクリーム使用後にシャンプーをします。ドライヤーで髪を乾かしたら完了です。
「シエロ カラートリートメント」には「部分染め(リタッチ)用」もあります。「部分染め(リタッチ)用」は気になる生え際や分け目に“直接ノズルで塗れる”ことが大きな特徴です。生え際や分け目の気になる部分に狙って使え、かつカラートリートメントがちょうどよい太さで出てくるよう口径の大きさを工夫しています。用途に合わせて「全体染め用」と「部分染め(リタッチ)用」を使い分けることがおすすめです。
カラートリートメントを使用するメリットと注意点
カラートリートメントで白髪を染めると、どんなメリットがあるのでしょうか。また、白髪を染める際はどんなポイントに注意すれば良いのでしょうか。ここではメリットと注意点を解説します。
カラートリートメントのメリット
カラートリートメントは、頭皮や髪をいたわりながら白髪を染めて目立たなくできるのがメリットです。髪や地肌をケアするトリートメント成分が配合されています。白髪を染めるときに髪や頭皮への負担がなく、髪をコートしてツヤを与えられます。
カラートリートメントを使うときの注意点
美容院でヘアカラーをしてもらうときは、カラートリートメントを使っていることを担当の美容師にあらかじめ伝えておくことが大切です。また、ヘアカラー剤で染めた髪にカラートリートメントを使う場合は、ヘアカラー剤の髪色に合わせてカラートリートメントの髪色を選びましょう。
白髪染めの後にも使いたいトリートメントの種類
白髪用ヘアカラーで髪を染めた後は、毎日のお手入れにトリートメントを取り入れて、キレイな髪色をキープしましょう。最後に、白髪染め後に使えるトリートメントの種類と、それぞれの特徴をご紹介します。
カラートリートメント
カラートリートメントは、白髪用ヘアカラーで髪を染める合間に使うこともできます。染めた部分の色あせが気になるときや、染めた後に伸びてきた根元部分の白髪をカバーしたいときにおすすめです。その際は、生え際や分け目にトリートメントを直接塗りやすい形状の容器に入った、部分染め(リタッチ)用のアイテムが役立ちます。お悩みに合わせて全体染め用と部分染め用を使い分けると良いでしょう。
カラーケア用のヘアケア商品を使用する
日々のバスタイムにカラーケア用のシャンプーやトリートメントを取り入れるのもおすすめです。白髪染め後のデリケートな髪や頭皮をいたわる処方のアイテムを使えば、髪色をキレイに保つデイリーケアができます。
例えば、シエロの「カラーケアプログラム」は、白髪染めした髪へのデイリーケアに使えるシャンプー&トリートメントです。カラーメンテナンス処方により髪のダメージを補修し、地肌のコンディションを整えます。シャンプーにはシエロのヘアカラーと同じ色持ち成分「タウリン」と「テアニン」が配合されています。白髪染め後のコンディションに合わせて「パサつきケア」「うねりケア」「頭皮ケア」の3種類のラインナップから選べるのが魅力です。
洗い流さないトリートメント
白髪用ヘアカラーで髪を染めた後は、お風呂上がりのヘアケアに洗い流さないトリートメントを取り入れるのがおすすめです。洗い流さないトリートメントには、キューティクルの浮き上がりを抑えて髪を摩擦によるダメージから守る効果があります。染めた髪はデリケートな状態にあるので、洗い流さないトリートメントによるお手入れで摩擦から保護して、髪の傷みを防ぎましょう。
カラートリートメントを活用して白髪や色あせをカバーしましょう!
ここまで、カラートリートメントで白髪を染めるやり方をお伝えしました。「シエロ カラートリートメント」には「全体染め用」と「部分染め(リタッチ)用」の2種類があるので、染めたい範囲に合わせて選びましょう。また、白髪用ヘアカラー剤で染めた後に生えてきた白髪や色あせをカバーしたいときも、カラートリートメントを活用できます。このほかに、ヘアカラー剤で染めた髪にはカラーケア用のトリートメントや洗い流さないトリートメントを使ったケアもおすすめです。市販の白髪染め用品を使って、キレイな髪色を叶えましょう。
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