セルフの白髪染めの魅力は?おすすめの製品や上手に染めるコツ

セルフで白髪染めをすると、自分の都合の良いタイミングで染められる点や、美容院で染めてもらうよりもお金を節約しやすい点など、さまざまなメリットがあります。
ただ、自宅で白髪ケアをしたいものの「市販のどの白髪染め用品を使えばいいの?」「どうしたらムラなくキレイに染められる?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。そんなときは、この記事でお伝えするおすすめ製品や上手に染めるコツを参考にしてみてください。
今回は、セルフ白髪染めの魅力のほか、セルフで白髪染めをするときのポイント、セルフの白髪染めにおすすめの製品などをご紹介します。自宅で白髪染めをしたい方は、ぜひチェックしてみてください。
目次
セルフ白髪染めの魅力とは?
初めに、セルフ白髪染めの魅力をご紹介します。現在、美容院で白髪染めをしている方も、セルフカラーと組み合わせることによって、白髪のお手入れがさらにしやすくなるかもしれません。自分で染める方法に興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
自分のペースで染められる
セルフで白髪染めを活用すると、多忙な方でも自分のペースで白髪染めができます。現代の女性は仕事・家事・育児で忙しく、なかなか美容院へ通う時間を取れないケースも少なくありません。美容院へ通う期間がしばらく空いてしまうと、根元の白髪が伸びてきたり、染めた部分が退色したりします。
そんなときセルフで白髪染めをする選択肢があると、ライフスタイルや髪の状態に合わせて白髪を染められるため、キレイな髪色をキープしやすくなるでしょう。
比較的短時間で染められる
セルフで白髪染めをする方法なら、美容院の施術と比べて短時間で白髪を染められます。一般的な美容院のヘアカラーの施術では、1回あたり2~3時間かかる場合があります。また、美容院への移動にも時間がかかるでしょう。
それに対してセルフ白髪染めなら、近隣のドラッグストアなどで白髪染め用品を購入し、準備・薬剤の塗布・シャンプー・ドライまでの一連の流れを1時間程度で完了できます。美容院で施術を受けるよりもトータルで時短につながるのが魅力です。
経済的に染められる
セルフで白髪染めをする場合は、美容院で白髪染め(白髪用ヘアカラー)の施術を受けるよりも費用を抑えられます。
たとえば、市販の白髪用ヘアカラーの中には、残った薬剤をボトルのまま取り置きできるタイプの製品もあります。伸びてきた白髪を部分的に染めるような場合は、薬剤を必要な分だけ使って残りを取っておけるので、次回以降の部分染めで無駄なく使い切ることが可能です。このように、セルフカラーにはコスパ良く白髪のお手入れができるという魅力もあります。
セルフ白髪染めはよくないと言われる理由
ここまでお伝えしたように、セルフの白髪染めには多くの魅力があります。ただ、どこかで以下のようなウワサを聞いて、自分で白髪を染めて大丈夫なのかと心配になってしまった女性もいるのではないでしょうか。
▼セルフ白髪染めに関するよくあるウワサ
「セルフで染めると白髪が増える…」
「セルフで染めると毛が抜ける…」
結論から言うと、セルフの白髪染めが直接的な原因となって、白髪が増えたり毛が抜けたりすることはほとんどありません。そもそも、市販の白髪用ヘアカラーは「医薬部外品」に分類され、通称「薬機法」という法律による規制が存在します。各メーカーは、法律で定められた基準を遵守しながら、ヘアカラーを製造・開発・宣伝しているのです。
また、美容院で施術を受けるサロンカラーは、セルフカラーとほとんど同じ内容成分の薬剤が使われています。薬剤の成分に関しては、サロンカラーとセルフカラーに大きな違いはありません。
ただし、サロンカラーの場合は美容師が一人ひとりの髪質やダメージの状態に合わせて、プロのテクニックで調節を行う点に違いがあります。
「セルフで白髪染めをするのはよくないのでは…?」と心配している方は、こうしたサロンカラーとセルフカラーの違いを押さえておきましょう。セルフ白髪染めには先ほど触れたようにメリットも多くあるので、ライフスタイルに合わせて美容院と上手に使い分けるようおすすめします。
セルフの白髪染めでおすすめのシエロの製品4選
ここでは、セルフの白髪染めでおすすめのシエロの製品を4つご紹介します。白髪染めをする目的に合わせてアイテムを選んでみてください。
各製品を紹介する前に、まずは主な白髪染め用品の種類を解説します。
以下の表に一般的な白髪染め用品の種類をまとめました。
白髪用ヘアカラー | カラートリートメント | 一時着色料 | |
色が長持ちする | ◎ | △ | × |
一度でしっかり染まる | ◎ | × | × |
髪色を明るくできる | ◎ | × | × |
一時的に染められる | × | × | ◎ |
特長 | 白髪をしっかりと染められる | 髪や頭皮への負担を抑えて染められる | 白髪を一時的に隠せる |
「白髪用ヘアカラー」は色持ちが良く、一度でしっかりと白髪を染められるアイテムです。髪色のカラーバリエーションが豊富にあります。「カラートリートメント」は、髪や頭皮への負担を抑えて、毎日の入浴時に白髪ケアできるアイテムです。使用回数を重ねると徐々に色づき、使用を止めると徐々に色素が落ちていきます。「一時着色料」は、白髪に塗るだけで一時的にカバーするアイテムです。シャンプーで洗い流すと色素が落ちます。
上記を踏まえながら、白髪用ヘアカラーの「シエロ ヘアカラークリーム」「シエロ ムースカラー」、カラートリートメントの「シエロ カラートリートメント」、一時着色料の「シエロ ワンデー白髪かくし」の特長をご紹介します。
【白髪用ヘアカラー】シエロ ヘアカラークリーム
「シエロ ヘアカラークリーム」は、クリームタイプのヘアカラーです。クリームタイプは薬剤が垂れにくく、狙った場所に塗りやすいので、部分染めに向いています。付属の専用コームにワンプッシュでクリームを出せるので、混ぜる手間なく使えます。
全19色の豊富なカラーバリエーションの中から、お気に入りの髪色を選べるのも魅力です。

【白髪用ヘアカラー】シエロ ムースカラー
「シエロ ムースカラー」は、泡タイプのヘアカラーです。泡タイプは、手でもみこむことによって薬剤を塗布します。見えにくい後ろ髪にもムラなく塗りやすいので、全体染めに向いており、白髪染めが初めての方にもおすすめです。
カラーバリエーションは全16色です。高密着泡で全体染めから部分染めまでお使いいただけます。

【カラートリートメント】シエロ カラートリートメント
「シエロ カラートリートメント」は、高密着ナノカラー処方を採用したカラートリートメントです。3つの天然由来のツヤ成分を配合し、トリートメント効果で髪や地肌をいたわりながら気になる白髪の表面を染められます。
大容量で全体的な白髪を染められる「全体用」と、髪の根元に直塗りできる「リタッチ用」の2つのタイプがあります。
カラーバリエーションは全3色です。白髪染めのダメージが気になる方や髪や地肌をいたわりながら徐々にカラーチェンジしたい方におすすめします。

【一時着色料】シエロ ワンデー白髪かくし
「シエロ ワンデー白髪かくし」は、クシ型マーカータイプの一時着色料(ヘアマスカラ)です。キャップを開け、生え際や分け目の髪をとかすように塗るだけで白髪部分をサッと隠すことができ、使用後はシャンプーで簡単に落とせます。
また速乾タイプなので、お出かけ前や外出中など、気になったときにその場で白髪を隠すのにおすすめです。カラーバリエーションは「ライトブラウン」「ナチュラルブラウン」「ダークブラウン」「ナチュラルブラック」の全4色です。

セルフで白髪染め(白髪用ヘアカラー)をするときのポイント
自分で白髪染め(白髪用ヘアカラー)をするとき、キレイに染めるためにはどんな点に注意すればよいのでしょうか。こちらではセルフで白髪染めをする際のポイントをご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
生え際や分け目などから塗っていく
セルフで白髪染めをするときは、薬剤を以下の順番で生え際や分け目から塗っていくことがポイントです。
▼薬剤を塗る順番
生え際・分け目 → えり足・後頭部 → 頭頂部・サイド → 前髪
白髪染めの薬剤は、白髪が気になる部分から先に塗っていくことで、目立つ白髪をしっかりと染められます。薬剤を塗った部分から染まっていくので、基本的には「生え際・分け目」から塗り始めて、次に「えり足・後頭部」、さらに「頭頂部・サイド」、最後に「前髪」という流れで進めていきましょう。
その際は、薬剤をたっぷりと塗ることもポイントです。特にしっかりと染めたい場所には、薬剤を多めに塗るとよいでしょう。
暑すぎず、寒すぎない部屋で塗る
ヘアカラーの薬剤を髪に塗る作業は、室温20℃~30℃を目安に、適温の環境で行いましょう。
ヘアカラーの薬剤は、前述した適温の環境で作業するために設計されています。そのため、室温がこれよりも暑すぎたり寒すぎたりすると、キレイに染まりにくくなるおそれがあります。たとえば、室温が低いと薬剤の反応が遅くなり、染まりにくくなる点に注意が必要です。
また、ヘアカラーの薬剤を保管する環境が暑すぎたり寒すぎたりするときは、使用前に薬剤を適温の環境にしばらく置いてから使いましょう。薬剤の温度や作業をする場所の温度を適切に保つことで、ムラなくキレイな染まりを実現できます。
色選びに迷ったら明るめのカラーを選ぶ
ヘアカラーの色選びに迷ったときには、1つ明るめのカラーを選びましょう。初めに明るいカラーを選んでおけば、少し暗めの髪色にしたくなった場合も、次回に染め直しがしやすいためです。
このほかにも、セルフカラーで白髪を染めるコツは以下の関連記事でご紹介しています。ムラなくキレイに染めるために、本記事と併せて参考にしてみてください。
関連記事:白髪のセルフカラーを上手にするコツ|色持ちを良くさせるには?
自分に合った市販のアイテムで白髪染めにチャレンジ!
ここまで、セルフ白髪染めの魅力や、セルフの白髪染めにおすすめのシエロのアイテム4選、セルフで白髪染めをするときのポイントなどをお伝えしました。
セルフの白髪染めには、「自分のペースで染められる」「比較的短時間で染められる」「経済的に染められる」といったさまざまなメリットがあります。市販の白髪染め用品には多くの種類があるので、それぞれの特長を比較して、自分に合うタイプを選ぶことが大切です。
これからセルフカラーを始める方には、シエロの「シエロ ヘアカラークリーム」「シエロ ムースカラー」「シエロ カラートリートメント」「シエロ ワンデー白髪かくし」をおすすめします。ご紹介したポイントにも気をつけながら、ぜひセルフでの白髪染めに挑戦してみましょう。